バイオサイエンス

当社のバイオサイエンスについて
ニードルフリー技術の開発と並行して、私たちはがんの早期発見や精密医療に活用できるがん変異検査キットの開発も進めてきました。現在、日本では2人に1人ががんにかかり、3人に1人ががんで亡くなると言われています。がん特有の物質(変異DNA)は、がん組織から早期段階から漏れ出し、がんが大きくなるにつれてその量が増えていきます。そのため、今後のがん治療は、この物質をいかに早く見つけて治療を開始できるかが鍵となります。

私たちが開発したキットは、血液などの検査サンプルに含まれる1万個のDNAサンプルの中から、変異DNAを1個でも確実に検出できる、極めて特異性が高く、感度の高い検査キットです。つまり、免疫細胞の攻撃を逃れ、成長し始めたばかりの早期がんを、簡単かつ瞬時に検出できる「がん予防キット」と言えます。この2つの破壊的イノベーションを世界中の人々に提供することが、私たちの夢であり使命です。

DNA 変異検査
当社の精密医療がん DNA 分子検査は、初期診断時に患者の腫瘍サンプルに存在する変異を特定します。
また、治療中に患者の血液から薬剤耐性を理解するためにも役立ちます。
これらはいずれも、現代の医師が利用できる最良のがん治療を選択するために必要なものです。
 
がんの早期発見
当社の計画には、がんを最も早期かつ最も治癒可能な段階で特定するための、世界最高感度の血液ベースのがん変異検査(特許出願中)の開発が含まれています。
 
PCR増幅および非増幅DNAプローブ検査
当社は、感染症検出における究極の感度と特異性を実現する最先端のPCR増幅検査を開発しているだけでなく、クラミジア、淋病、咽頭炎などの細菌感染症のタンパク質検査のコストと直接競合するPCR酵素フリーDNAプローブ分子検査も開発しています